トラブルになったら内容証明郵便を出す
2014年05月12日
トラブルになったら内容証明郵便を出す
法的効力はないですが相手に心理的にプレッシャーをかけれます
●内容証明郵便とは離婚をめぐる色々なトラブルを解決する方法の一つとして内容証明郵便の利用についてみてみましょう。
内容証明郵便とは、誰が・どんな内容の郵便を・誰に送ったのかを郵便局が証明してくれる特殊な郵便です。
一般の郵便物においても書留郵便にしておけば、郵便物を引き受けた時点から配達されるまでの保管記録は郵便局に残ります。ですが、書留ですと郵便物の内容についての証明にはなりません。
内容証明郵便を配達証明つきで出しておけば間違いないでしょう。
●用紙の指定はない内容証明郵便は、受け取る人が一人の場合であっても同じ内容の文面の手紙を最低3通用意しないといけません。
ですが、全部手書きである必要はなく、コピーでも構いません。
郵便局では3通のうち1通を受取人に、1通を局に保管し、もう1通は差出人に返してくれます。
同じ内容の手紙を複数の相手に送る際は、「相手方の数+2通」を用意することになります。
用紙の指定はとくになく、手書きの際は原稿用紙のようなマス目が印刷されている、
市販のものを利用すればよいでしょう。
パソコンからプリントアウトした物でも構いません。
●郵便局へ持って行く作成した同じ文面の手紙3通(受取人が複数人いる際は、その数に2通を加えた数)と、差出人、受取人の住所氏名を記入した封筒を受取人の人数分持って、郵便局へ持参します。
郵便局は、集配を行っている郵便局か地方郵便局長の指定の無集配郵便局を選ぶようにしてください。
持参した際、文字数計算に誤りがあった場合のために、訂正用の印鑑は持って行くことをおすすめします。
郵便局に提出するのは、内容証明の文書とそれに記載されている差出人、受取人と同じ住所氏名が書かれた封筒です。
窓口で、それぞれの書面に「確かに何日に受付ました」といった内容の証明文と日付が明記されたスタンプが押されます。その後、文書を封筒に入れ、再度窓口に差し出します。
そして、引替えに受領証・控え用の文書が交付されるので、大切に保管しておいてください。
・内容証明郵便を書く時の注意事項
用紙
市販されているものもあるが、特に指定はない。
B4判、A4判、B5判が使用されている。
文字
日本語のみ。
かな(ひらがな、カタカナ)、漢字、数字(算用数字・漢数字)
外国語不可。英字は不可(固有名詞に限り使用可)
文字数と行数
縦書きの場合 :20字以内×26行以内
横書きの場合①:20字以内×26行以内
横書きの場合②:26字以内×20行以内
横書きの場合③:13字以内×40行以内
料金
文書1枚(420円)+郵送料(80円)+書留料(420円)+配達証明料(差出時300円)=1220円
文書が1枚増えるごとに250円加算